体脂肪計の仕組みと測定方法(雑学・豆知識)
体脂肪計の仕組みと測定方法
我が家には「体脂肪計」なるものがおいており、家族の物達(特に女性)はその数値を見て「ああだこうだ」と言っております。先日私が計測したところ14%と表示してるのを見た女性はしばらく口をきいてくれませんでした。そこで、あの数値ってのはどうして測定してるか調べてみました。
体脂肪計の表面に金属の箇所が有りますよね、その金属部分より、右足から左足(どっちがどっちかしりませんが)に電流を通し、その電気抵抗を計って脂肪率を測定してるのです。さらに詳しく言うと、筋肉は脂肪よりも水分をはるかに多く含んでいるので筋肉量が多いほど電気が流れやすいという性質を利用しています。
そこで電気抵抗ということは距離が短い方が抵抗が少ないし、太さも大きい方が抵抗が少なくなります。その前に、電気ってのは目に見えないので分かり難いかもしれませんので水で考えてみましょう。
筋肉の1ポンドを構築するためにどのくらい時間がかかりますか
さて花に水でもやりましょう。蛇口をひねって...ホースが長いとひねってから出てくるまで時間かかります。それにホースが太い方が一杯出るに決まってます(圧力等は一定とします)。これで抵抗ってのがちょっとは分かったであろうか?
ホースの長さは人間の大きさ、ホースの太さは筋肉の太さとしてもう一度、最初から読んでみましょう。グーーグーー、...ん?最初から読みました?分かりました?分からない人にもう一つだけ、トンネルを通る車という設定で考えてみてください。
私は血を寄付することができた場合
さて、電気抵抗に戻ります。電気抵抗を測定するためには距離、太さが必要になります。測定する前に身長や体重を入力しましたはずです。それが距離と太さです。一般的な体脂肪計は正確な体脂肪計であらかじめ測定した体脂肪率と、その人のインピーダンス、身長、性別、体重等が対になったデータを大量に保持していて、その中から、測定値、入力値をもとに体脂肪率を検索するという方法をとっています。
ということは、あまり正確ではないということになります。一般的な体型であれば誤差の範囲内って事になるのでしょうか。例えば、足で計らずに手で計ったら全然違う数値が出るはずです。筋肉の多い男性の方が女性よりも体脂肪率が低いのは当たり前といえば当たり前なのです。逆に言えば、身長の高いもやしの様な男性は意外と体脂肪率が高いのです。(距離が長い、筋肉が無い、抵抗が多くなる)
CTスキャンを行うには時
体脂肪率を下げる測定方法
体脂肪率を下げる裏技をこっそりとお教えいたします
1.水は電気を通しやすい性質を利用します、足と電極の間に埃やゴミがあると抵抗が多くなりますの抵抗を少しでも減らす為に濡れた足で体脂肪計にたちましょう。
2.距離が短い方が抵抗が少ないのですから、体脂肪計の上に立ったら両足の膝から上をくっつけましょう(内股)。これで抵抗を股のところまで計りに行かなくて済みました。近道、近道、半分って事です。
3.体内の水分を増やしましょう。体脂肪計に乗る前にしこたまビールを飲んで体内の水分を増やせば、電気が流れやすくなります
4.水分が多い方が抵抗が少なくなりますので、汗をかいた後は体内の水分が減っていますので体脂肪計に乗っては行けません。体脂肪率が増えてしまいます。
これで体脂肪率10%が見えてきました。良かった良かった!えっそうじゃない!分かってます。真面目に体脂肪率を測定しようとしてる人は、上で書いたことに気をつけた方が良いという事です。でも友達と計りっこするときには効果有り?!
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