つまり、さっきしたことを忘れる。

食事をしたこと、顔を洗ったこと、歯をみがいたことなどを忘れ、何回も顔を洗ったりします。

このような時に、本人自身が「さっきした事を忘れた」と自覚していることが多く、「忘れてしまう」ということに、不安感や劣等感のようなものを感じることがあります。

特性視覚障害

「さっきしたでしょう！」とか「さっき言ったでしょう！」といった言葉は避けた方がいいでしょう。自尊心を傷つけ、自信をますます失う事になり、精神的にも不安定となっていきます。

「今、何時？」と、５分おきに問いかけてきます。

その場合「今、１０時５分よ」しばらくして「今、１０時１０分よ」と、面倒がらずに答えてあげるのが、認知症の方への対応方法のひとつです。

答える方は、どうしても「又、同じことを・・・・」と思いがちですが、面倒がらずに、そういうものなんだと思ってください。

乳児を窒息させる

認知症の典型的な症状としては、食欲の増大もあります。

とにかく、食べたがります。

たぶん、空腹感ではないのでしょう。食べたことの記憶が無いことが原因でもないでしょう。

ただ、食べたい！のです。

こういった場合、注意をしなければならないのが、高カロリーによる肥満です。

果物や、カルシウム・ミネラルなどが含まれた、低カロリーなものを気軽につまめるようにする、ということを心掛けてはいかがでしょうか。

ほんの少し口に入れただけで、とりあえずの間は満足しています。